電気工学とRF回路の基礎について

私は学生時代、プリント配線板の製造分野の研究をしておりました。

四端子回路と呼ばれるものを学習しており、入力側に二端子、出力側に二端子ということで「四端子」と呼ばれるもになります。

電気回路の中では、電気とは波であり波には波長がありますλという記号で表されますが、電気回路の波長はv=fλであり、50Hzや60Hzだと3*10^8/60=5000000という長さであり、波と時間の長さがほぼ5000000mであり、通常の配線では例えば正弦波であれば、正弦波のλの長さが5000000mであるので、3cmの配線では3cmの長さ間すべて始点も終点も同じ電位となります。しかし周波数が高い10GHz帯などになればλは3cmとなり、3cmの正弦波となりますので、1.5cmを中心とした正弦波となります。これでは時間を固定した時に長さ間で電位の値が正弦波となりの長さ影響が出てしまいます。

このようにλが短いと配線の間である時間を固定した時に配線上で電位が違うところが出てしまう。これを分布定数といいます。

長さを無視できる場合、時間を固定すると配線は電位はどこも同じなので集中定数といいます。

この分布定数の考えか方を簡単に学んでいこうという趣旨で電気の基礎的な話をしていくことができたらと思います。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です